57は素数か?

理系ネタ

57は素数なのか

結論

なのでもちろん素数ではありません!

天才数学者グロタンディーク先生
ある公演で一般的な理論を発表中、例として具体的な素数を用いて説明しようとした時に
57を挙げてしまうという間違いをしたことで

あの天才数学者が「素数だ」と言っているのだから
きっと我々が間違っているに違いない!

グロタンディーク素数なんてネタにされて
出まわってしまっているんですね。

きっと57は天才でも間違えちゃうくらい
ぱっと見ると、素数っぽいよね!って
そういうことです。

しかし筆者は、100以下の数で一番素数っぽい
圧倒的に91だと思っています!笑

グロタンディーク先生がいかに偉大か

57を素数と間違えるなんて。プププー!

と笑う人もいるかもしれませんが、本当に本当にすごい人なんです。

詳しい実績を書き連ねてもいいのですが、今回は偉大さを伝えたいだけなので割愛します。

なんとフィールズ賞を受賞している(1966年)のです。

フィールズ賞を知らない人に説明すると
数学界のノーベル賞です。(数学にノーベル賞はないので…)

えっぐ。すごすぎるて。

そして、1988年にはクラフォード賞も受賞しています。
しかし、賞金50万ドル(500万円以上)がもらえると聞いて、辞退してしまうんです…
そこからは家族とも離れ、引きこもりの生活。

筆者は、この数学への愛が溢れている感じがかっこいいと思います!

別の数学者のエピソードですが
懸賞金がかけられていたポアンカレ予想を解いたグリゴリー・ペレルマンも
100万ドル(1億円以上)の懸賞金を辞退して、引きこもっちゃってます。

数学者引きこもりがち。←数学者あるあるです

数学は直感に反することが多いから要注意

今回は「57」は素数かどうかということだったので
みなさん、当たり前だろー!!!
という感じだったと思います。

しかし、数学には一見正しくなさそうでも、実は正しいものがいくつも存在します。

例えば

1から♾️まで全ての自然数の和はいくつになるか。

これに関していうと、高校数学までの範囲では

$\displaystyle \lim_{n\to\infty} \frac{n(n+1)}{2} = \infty$

ですので、もちろん無限大に発散します。

しかし、$\displaystyle – \frac{1}{12} $になるんだ!
と言っている人を聞いたことはありませんか?

実は、物理学や数学で、リーマンゼータ関数の解析接続を使って
「有限の値」を与えることがあります。

リーマンゼータ関数は

$\displaystyle \zeta(s) = \sum_{n=1}^{\infty} \frac{1}{n^s}$という無限級数で定義されます。

この式に$\displaystyle s = -1$を代入すると

$\displaystyle \zeta(-1) = 1 + 2 + 3 + 4 + \dots$で

解析接続によって$\displaystyle \zeta(-1) = -\frac{1}{12}$

というように求まります。

つまり、解析接続の文脈では$\displaystyle – \frac{1}{12} $になるというのも
正しいという結論になります。

「57が素数」という主張に関しては完全ネタですが
直感と反することを聞いた時は

裏に何か自分の知らない数学が隠れているかもしれない
ということを疑うといいかもしれません!

最後に

今回はグロタンディーク素数57について解説しました。

グロタンディーク先生のことは馬鹿にしちゃダメ。絶対。

賞金500万円以上ももらえるのに断った人ですよ。

ガチ尊敬!

馬鹿にしている人がいたら、そっと教えてあげてくださいね!

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